調達・購買管理システム!クラウド時代の選び方とおすすめ22選

カテゴリ
調達・購買管理 
タグ
購買管理システム  クラウド  BSM  内部統制  ガバナンス  コンプライアンス  SaaS  S2P  P2P  情報セキュリティ  EDI  リスク管理  PX  DX  BCP  BPR  カタログ購買  J-SOX  パンチアウト  コスト削減 

intra-mart Procurement Cloud

B!
目次


調達・購買管理システム

 調達・購買管理システムは、企業が購買プロセスをスムーズに進め、効率的に管理するため必要不可欠な業務システムです。直接材や間接材などの購買物品に関する見積もり取得、発注処理、検収処理などの手続きを合理化することができます。

 調達業務(Procurement)とは、必要な物品やサービスを確保し、サプライヤーの選定や交渉を通じて最適な価格で安定的に購入できるようにすることです。これには、見積もり依頼(RFQ)や契約締結などの業務が含まれます。

 購買業務(Purchasing)は、計画に基づいて物品やサービスを必要なタイミングでサプライヤーに発注し、品質確認、検収、支払いまでの一連のプロセスを遂行することです。発注、検収、支払いなどの業務がこれに該当します。

 調達・購買管理システムは、これら業務を効率化し、支出の最適化(コストを削減など)内部統制、ガバナンス強化を実現することを目的としています。多くの企業が調達・購買管理システムを導入することで、購買データを効果的に管理し、利活用を目指しています。

(参考)
調達・購買管理を効率化するには?調達・購買管理システムについて解説
調達・購買管理システムについて解説!業務効率化のポイント
内部統制基準の改訂!調達・購買業務プロセスへの影響とは?
調達・購買管理におけるガバナンス強化の必要性について解説

クラウド時代のシステム選定ポイント

 現在、システムを選定する際に、クラウド型かオンプレミス型を選定することが多くなりました。
それぞれの比較表は、以下のとおりです。

 

クラウド型

オンプレミス型

特徴

インターネット上のサービスを利用する

自社のサーバーにシステムを構築する

メリット

外出先でも作業できる

カスタマイズ性が高い

デメリット

情報漏洩のリスクがある

保守・管理に専門知識が必要

導入の技術的な難易度

低い

高い

同時アクセスへの対応

導入コスト

安い

高い

支払い方法

サブスクリプション方式など

買い切り式、ライセンス式など


オンプレミス型は従来通り自社でサーバーを用意し、システムに手を加えてメンテナンスをしていく必要があるため、導入と保守の難易度が高いといえます。

一方、クラウド型は、クラウドサーバーにあるソフトウェアをインターネット経由で利用されるため、サーバーやアプリケーションのメンテナンスを自社でする必要はありません。このサービスを「SaaS」(Software as a Service)と呼びます。

かつては、業務系システムの導入にはオンプレミス型しかありませんでした。

購買管理システムを選定する際に重要なポイントは、オンプレミス型とクラウド型の違いや、現代のビジネス環境におけるニーズにどのように対応するかを理解することです。

まず、改めて、オンプレミス型とクラウド型の違いについて考えましょう。

オンプレミス型は、企業が自社の施設内にサーバーやソフトウェアを保有し、それらを管理・運用するタイプのシステムです。
一方、クラウド型は、インターネットを介してサービスを提供するため、企業は自社のサーバーやソフトウェアの管理を外部に委託します。

オンプレミス型の利点は、データセキュリティの管理がしやすいことや、特定の要件に合わせてカスタマイズできることです。一方で、導入や保守には高い難易度があります。サーバーの設置やメンテナンス、セキュリティの強化など、専門的な知識や費用が必要です。

一方、クラウド型の利点は、導入が比較的容易であり、スケーラビリティが高いことです。また、サービスプロバイダーがメンテナンスやセキュリティの管理を行うため、企業はその負担を軽減できます。しかし、データセキュリティやカスタマイズ性に関しては、企業がサービスプロバイダーに依存することになる点に注意が必要です。

次に、ビジネス環境のニーズに焦点を当てましょう。

従来のERP(Enterprise Resource Planning)システムは、全ての業務を一元管理することができるという利点がありました。しかし、その導入には重い負担が伴いました。ウォーターフォール型の開発やカスタマイズには時間と費用がかかり、技術者の不足やシステム障害のリスクもありました。

こうした課題への対応として、近年ではSaaS(Software as a Service)が注目されています。
SaaSは、小規模かつ使いやすいシステムを短期間で導入できるため、迅速な業務適応が可能です。
また、API連携やWebサービスの技術の進歩により、異なるシステム間での連携も容易になりました。
しかし、SaaSの導入には新たな課題も生じています。許可なく導入される野良SaaSや品質の問題などが挙げられます。
このような課題に対処するためには、組織のルールやガバナンスを整備する必要があります。

政府や大手企業では、クラウド化が推進されており、調達・購買システムにおいてもSaaSの導入が進んでいます。
そして、調達・購買領域では、それぞれの事業部門や品目に合わせたSaaSの選定が重要です。
そのためには、SSOやWebAPIなどの新たなテクノロジーを積極的に活用することが求められます。

以上の要素を考慮して、クラウド時代に即したシステム選定を行うことで、柔軟かつ効果的な導入が可能になります。
組織内での意思決定プロセスや技術者のスキル向上など、綿密な計画と対策が求められますが、その結果、より効率的な業務遂行が実現できるでしょう。

調達・購買管理システムは、4つの型に分けることができるため参考にしてください。

ワンストップ型
ワンストップ型の購買システムは、直接材と間接材の調達・購買業務に対応しており、業務効率化と支出の最適化が可能です。多くの場合、SaaS(Software as a Service)として提供され、バイヤーだけでなくサプライヤーの業務も含めてワンストップで利用されています。見積依頼(RFQ)から契約、発注、入荷検収まで、購入業務全般で利用できるだけでなく、内部統制の強化や下請法などに対応したコンプライアンス対応の機能を備えたシステムも存在しています。

カタログ型
カタログ型の購買システムは、オフィス事務用品や副資材(MRO)などの間接材の購買に特化しています。
外部カタログサイト(ECサイト)との連携や、カタログ横断検索などの機能を提供し、最安値のアイテムに迅速にアクセスできます。これにより、購入費用の削減だけでなく、購買業務にかかる人的コストも削減できます。
①システムベンダーがSaaSやSI(システムインテグレーション)として提供する場合と、
②商社(サプライヤー)が自社の取扱商品を販売するためのECプラットフォームとして提供する場合
があります。
②の場合、商品の販売が目的であるため、システム利用料金は低価格または無料で提供されることがあります。
複数の外部ECサイトをパンチアウトやEDIで連携して一つの購買管理システムにまとめる手法が一般的でした。
それぞれのシステムを別々に利用する方が使いやすいということもあり
クラウド時代においては、会計データのみ連携する方法も一般的となっています。

業界/業務特化型
業界/業務特化型の購買システムは、幅広い業界で利用できます。
特殊な資材を利用する製造業や建設業、特殊な契約(派遣契約、業務委託契約、サブスクリプションなど)を扱う特定の業界や業務向けのシステムも存在します。

(参考)
【製造業向け】購買管理システムとは?9つの機能とメリットについて解説
製造業における購買調達DXとは?実施時のポイントも解説
【建設業向け】購買管理システム選定のポイント4選!業界の課題と建設工事案件のシステム要件

テンプレート/カスタマイズ型
テンプレート/カスタマイズ型の購買システムは、システムを業務に合わせるためのカスタマイズやアドオン開発を前提としています。複数の業務データを全社的に一つのシステムで一元管理したい場合に有効で、ERP(Enterprise Resource Planning)の購買機能も含まれます。
基本構想、業務設計、BPR、要件定義、設計、開発とウォーターフォールで開発を行っていくため、数年計画の一大プロジェクトとなり、導入費用も高額になる傾向があります。多機能なシステムは利便性が高い一方で、操作が複雑であったり、複数人で操作するには適していない場合もあります。
現在は、最低限の機能でローコード/ノーコードプラットフォーム上にテンプレートを提供することで、比較的短い期間で低価格で導入できるケースが増えてきています。調達・購買業務は標準化しやすいため、SaaSなどでFit to Standard(既存機能のまま導入)で導入できないか検討してみてはいかがでしょうか。

クラウド時代の調達・購買システム21選

選定の参考になる21のシステムについてご紹介します。

1. intra-mart Procurement Cloud(株式会社NTTデータイントラマート)

(出所:intra-mart Procurement Cloud公式Webサイト
intra-mart Procurement Cloudは、企業の調達・購買から契約、支払(Source-to-Pay :S2P)までをワンストップで対応可能な株式会社NTTデータ イントラマートが提供しているクラウドサービスです。

企業間(バイヤー、サプライヤー)でS2Pビジネス・スペンド・マネジメント(BSM)を実現できるワンストップ型の日本では数少ないSaaS(Software as a Service)です。

見積依頼(RFQ)機能に強みがあり、150種類以上の見積仕様書を用意しています。見積依頼(RFQ)をクラウド上で複数のサプライヤーに一括で依頼することが可能で相見積を徹底することで支出の最適化が見込めます。

また、調達・購買データは蓄積され誰でも再利用できるため、属人化の防止と精度向上が見込めます。

定期的に購入する品目は、オリジナルカタログ機能に登録することができ、品目の比較検討を効率よく行うことができます。
適格請求書番号の有無や下請法など、各種購買管理規定に対応するチェック機能も備えており、内部統制強化に役立ちます。

(参考)
内部統制基準の改訂!調達・購買業務プロセスへの影響とは?
調達・購買管理におけるガバナンス強化の必要性について解説

機能紹介

・調達管理(見積依頼、契約締結)
・購買管理(発注~検収)
・カタログ購買(カタログ登録、検索、カート、比較)
・支払管理(支払依頼、会計計上、銀行振込)
・AI-OCR(請求書、契約書のOCR読取)
・帳票管理(Excelによる帳票のカスタマイズ)
・販売管理(サプライヤー向け販売管理、債権管理等)
・金融EDI(DI-ZEDI)
・ワークフロー(IM Workflowとの連携も可)

メリット
・支出の最適化(交渉可能品目の5~15%程度のコスト削減
・業務の効率化(平均51%、最大90%の効率化を実現

料金:初期費用70万、年額費用600万

2. Coupa(Coupa株式会社)

(出所:Coupa公式Webサイト)

CoupaはCoupa株式会社が提供する企業の支出を統合管理するBSM(Business Spend Management)プラットフォームです。 購買や調達、支払い、財務などの購買システムの機能を有しており、コスト削減や業務効率化などの改善サポートを行っています。
サプライチェーンから調達、購買、請求、支払までの業務をデジタル化し、継続的なコスト削減と業務効率化を支援しています。

機能紹介
購買管理機能、請求管理機能、ソーシング(調達)機能、支出分析機能、サプライヤ/リスク管理機能等

メリット
・コスト削減と業務効率化を同時に実現できます。支出に関わる活動を可視化・管理しながら、業務プロセスの自動化と最適化を行えます。
・2000社を超えるお客様と700万社以上のサプライヤーが活用している実績があります。3兆ドルの支出データとAIを活用して、コスト削減や業務効率化の支援を行えます。
・サプライチェーンから調達、購買、請求、支払までの業務をデジタル化できます。DXを推進し、サプライチェーンの混乱やリスクに備えることができます。
・購買業務を標準化し、社内不正やサプライヤーリスクを未然に防ぎます。ブランド毀損リスクを軽減し、利益に貢献できます。
・カスタマイズや導入コストを抑えることができます。クラウド型のプラットフォームなので、インフラや運用の負担が少なく、柔軟に拡張できます。

料金:要問い合わせ

3. SAP ALIBA(SAP ジャパン株式会社)

(出所:SAP ALIBA公式Webサイト)

SAP ALIBA は、支出プロセスを自動化し、企業のあらゆる支出を一元的に管理することで、ビジネスの価値を高める支出管理ソリューションです。

機能紹介
機能紹介調達・購買、請求書処理と支払、サプライヤー管理、外部人材とサービス管理、出張と経費管理等

メリット
・支出の全体像を把握し、コスト削減、リスク軽減、コラボレーションの改善
・支払プロセスについてパートナーと統合されたシームレスな支出管理プロセスを実現
・ROI を迅速に達成
・迅速で賢明な支出を実現
・請求書を戦略的資産に変え、キャッシュフローとキャピタルの最適化を実現

料金:要問い合わせ

4. Oracle Fusion Cloud Procurement(日本オラクル株式会社)

(出所:Oracle公式Webサイト)
Oracle Fusion Cloud Procurementは、調達から決済までが統合されており、ビジネス・プロセスの自動化、戦略的調達、サプライヤ関係管理の改善、購入の簡素化により、リスクの軽減と節約および収益性の向上を実現しています。

機能紹介
①サプライヤー管理:
 サプライヤーの資格、パフォーマンス、リスクを管理、セルフサービス・ポータルでサプライヤー情報を提供。
②調達:
 戦略的調達でコスト削減と価値向上。分析を活用して支出の機会を特定。
③調達の契約:
 契約作成と可視性の管理。法的基準への準拠を保証。
④購入:
 従業員の購買体験を簡素化。承認済みサプライヤに購入指示。
⑤直接調達:
 サプライチェーンの回復力と実行を維持。在庫欠品を回避。
⑥調達の分析:
 支出分析と市場ダイナミクスへの対応。サプライヤのパフォーマンス分析。

料金:要問い合わせ

5. iDempiere(OSS)

iDempiere(アイデンピエレ)は、低コストで導入可能なオープンソースのERPパッケージ(統合業務パッケージ)ソフトウェアです。
受注から出荷までの一連のサプライチェーンマネージメント(SCM)と管理会計、財務会計人事管理を含めた企業の基幹業務、顧客管理機能(CRM)などもサポートします。
「購買管理」だけ利用したい場合には機能を部分的に利用可能で、オープンソースのためライセンス費用は無料です。世界中で利用されており、プラグイン構造の拡張性・開発の柔軟性も高く、企業に合わせてカスタマイズ実装が可能です。

機能紹介
相見積管理、購買依頼、発注、入荷、仕入請求、会計計上

メリット
①ERPすべての機能が標準装備
②オープンソースでライセンス無料のため低コスト
③柔軟なカスタマイズ、拡張性
④多言語、多通貨対応のグローバルシステム
⑤取り扱いをしている開発ベンダーが有償サポート

料金:無料

6. PROCURESUITE(プロキュアスイート)(大興電子通信株式会社)

(出所:PROCURESUITE公式Webサイト)

PROCURESUITE(プロキュアスイート)は、大興電子通信が提供している、「都度購買」、「カタログ購買」、「請求書実績払い」に対応した購買システムです。
間接材をはじめとした購買業務における課題をシステムで一元化することにより解決。現場~購買~仕入先(サプライヤ)まで、一気通貫で機能をご提供します。

機能紹介
見積依頼、発注管理、納期管理、価格管理、進捗管理、予算管理、外部カタログ連携、ワークフロー

メリット
①見積~検収までの一連の購買業務プロセスを実現
②ユーザビリティに優れた画面デザイン
③購買情報の一元化と可視化
④購買業務のコンプライアンス(遵法)強化
⑤本社、各事業部、各工場でシステムを利用可能
⑥間接材購買支援/カタログサイトとの連携
⑦「会計連携」「予算管理」など、豊富なオプション・テンプレート

料金:要問い合わせ

7. モノタロウ(株式会社MonotaRO)

(出所:モノタロウ公式Webサイト)

大企業の間接購買改革を支援する、ワンストップサービスです。 管理商品・仕入先データを一元化し、検索や発注・決済業務を効率化します。
ローカルで保持しているカタログと、モノタロウが取り扱う商品のカタログを連携し、多くのデータの中から最安値や納期を素早くチェック可能です。

機能紹介
商品検索、発注、決済、パンチアウト連携等

メリット
①購買業務のプロセスを簡略化することで、コスト削減につながります。発注や決済の手間や時間を削減できます。
②2,000万点以上の間接資材のカタログを標準搭載しているため、商品の選択肢が広がります。最安値や納期を素早くチェックできます。
③データベースもメンテナンス不要です。モノタロウが管理商品や仕入先のデータを管理してくれます。カタログの更新や価格変動にも対応できます。
④パンチアウト連携で、モノタロウが提携しているECサイトとの購買を自動化できます。ログイン不要でカタログサイトにアクセスし、商品の発注を完了できます。
⑤ONE SOURCE Liteで、初期費用・運用費無料でモノタロウの機能を簡易的に利用できます。発注書や請求書の出力や、購買履歴の分析などができます。

料金:要問い合わせ

8. SOLOEL(ソロエル株式会社)

(出所:SOLOEL公式Webサイト)

アスクルグループのソロエル株式会社が提供する、物品材とサービス材の購買をトータルサポートするシステムです。

機能紹介
見積回答・受注、カタログ購買、外部カタログサイトとの連携、会計連携等

メリット
①購買コストの削減:複数カタログの中から最安値商品を横断検索できます。
②購買データの一元管理:受発注を電子化し、購買状況を見える化できます。
③コンプライアンス強化:承認経路やマスタをフレキシブルに設定できます。不正防止にも役立ちます。
④業務効率化:購買手段を統一し、会計連携も可能にします。業務のスピードと品質を向上させます。
⑤購買プロセスのワンストップ支援:物品材の購買からサービス材の契約管理まで、お客様とサプライヤを繋ぐプラットフォームと業務代行サービスでサポートしています。

料金:(Enterpriseプラン)月額:発注明細数により変動、初期費用1,000万円~、導入期間約4か月~
   (Lightプランの場合)月額:30万円〜、初期費用220万円~、導入期間約3か月~

9. 購買管理プラットフォーム(ビズネット株式会社)

(出所:ビズネット公式Webサイト)

ビズネットの購買管理プラットフォームは、あらゆる業界の間接材の調達・購買を効率化する大企業~中堅企業向けに特化した調達・購買サービスです。
BtoB商品の主要サプライヤーと連携し、オフィス用品や文房具から、家電、工具、医療・介護用品まで、最大5,000万点の豊富なアイテムを特別価格で購入できます。
各カタログの商品を横断して比較することで、最安商品の調達が可能に。請求の一括化によって、複数拠点での頻繁な購買で膨らみがちな振込手数料も削減できます。

機能紹介
・5,000万点以上の商品を特別価格で購入できる
・複数のサプライヤーの商品を一括で横ぐし検索、比較、注文できる
・ECサイトを持たない取引先の商品も電子カタログ化できる
・企業の購買ルールに沿った予算や制限の設定ができる
・購買情報の可視化と分析ができる

メリット
①物品コストの削減
②振込手数料の削減
③購買業務の時間の削減
④購買業務の品質の向上
⑤全社ガバナンスの強化

料金:要問い合わせ

10. APMRO(株式会社アルファパーチェス)

(出所:APMRO公式Webサイト)

APMROとは APMROは、株式会社アルファパーチェス(アスクルの連結子会社)が提供するクラウド型間接材購買管理システムです。
間接材購買の最適化を実現するソリューションサービスとして、お客様の購買コストの削減、プロセスコストの削減、ガバナンス強化をサポートします。

機能紹介
・電子カタログ検索機能:約6,150万品目のあらゆる商品を検索できます。独自のカタログマスタ技術により、同一の商品を自動で集約し、価格を比較できます。
・勘定科目・分類コード機能:貴社独自のコードを4種類まで設定・参照できます。購買実績の分析や予算管理に役立ちます。
・発注手続機能:カタログ購買を開始できます。価格交渉することなく、適正価格での購買ができます。
・発注履歴機能:発注した商品の履歴を確認できます。受入検収機能と連携して、支払管理を効率化できます。
・承認機能:購買申請に対して、承認者が承認・却下を行えます。承認ルールや承認経路を自由に設定できます。
・見積依頼機能:カタログにない商品に対して、見積依頼を行えます。サプライヤーネットワークの相見積もり化により、購買コストの削減を実現できます。
・予算管理機能:購買予算を設定・管理できます。予算残高や予算超過の状況を把握できます。

メリット
・購買コストの削減:相見積もりを促進し、適正価格での購買ができます。トヨタグループをはじめ、大手製造業との取引実績があります。
・プロセスコストの削減:カタログ購買を開始できます。発注・受入・支払の業務を効率化できます。
・ガバナンス強化:承認機能や予算管理機能により、購買業務の不正を排除できます。購買実態の透明化を実現できます。
・購買実績の分析:購買実績簡易分析を無料で実施できます。購買データの可視化や改善提案を受けられます。
・システムとの連携:データの連携やシステムの統合を行えます。

料金:要問い合わせ

11. GLOVIA iZ(富士通株式会社)

(出所: GLOVIA iZ公式Webサイト)

GLOVIA iZ 富士通Japanが提供する「経営」「会計」「人事給与」「就業」「販売」「貿易」「生産」の7つの基幹業務と現場業務をつなぐフロント基盤を統合し、クラウドやデジタル技術を融合させた次世代ERPです。
リアルタイム管理に重点を置いた設計で、日次・月次締め作業を行わずに決算データを即時反映し、最新情報を把握可能です。請求先ごとに与信限度額を設定したり、商品ごとの適正粗利範囲を決めたりして柔軟に運用できます。

メリット
①全社の情報を一元化して良質な経営情報を見られる
②コミュニケーション機能を利用してワークスタイルを変えられる
③オンプレとクラウドを最適化し成長と共に広がる世界

料金:要問い合わせ

12. クラウドERP ZAC(株式会社オロ)

(出所:クラウドERP ZAC公式Webサイト)

クラウドERP ZACは、株式会社オロが提供する案件やプロジェクト単位で業務が進行する業種に特化した、クラウド型ERPパッケージです。
企業内の業務処理と情報共有を推進し、収支管理を効果的に行うことができます。
必要な機能のみを組み合わせて導入できるため、低コストかつ短納期での導入が可能になります。

機能紹介
・購買管理機能:発注予定の管理から発注・仕入・支払・債務管理まで購買業務全体を管理することができます。
・案件管理機能:案件や契約、プロジェクト単位で業務が進行する業種に特化した機能です。

メリット
①案件やプロジェクト別の収支管理を中心に、企業内の業務処理と情報共有を推進できます。
②豊富な機能の中から、必要な機能のみを組み合わせて導入できるため、低コストかつ短納期での導入が可能になります。
③カスタマイズを極力抑えて各業務に最適化したシステムを構築できるため、運用コストや保守コストを削減できます。
④クラウド型のシステムなので、インターネット環境があればどこからでもアクセスできます。また、セキュリティやバックアップなどの面でも安心して利用できます。
⑤案件や契約、プロジェクト単位で業務が進行する業種に特化し、特有の商慣行や機能要件に対応しています。

料金:要問い合わせ

13. HUE Purchase(株式会社ワークスアプリケーションズ)

(出所:HUE Purchase公式Webサイト)

複雑な購買業務の効率化とガバナンス強化を同時に実現する、オールインワン購買管理システムです。
Web EDIやパンチアウト連携などの先進機能で、業務効率化からガバナンス強化まで幅広い課題を解決します。
文房具、役務サービス、自社ビルなどあらゆる購買プロセスをカバーした日本の大手企業向けの機能を網羅しています。

機能紹介
カタログ品購買、見積購買、貯蔵品在庫、予算チェック、輸入購買、購買資産管理、帳票出力、支払

メリット
①複雑な購買業務の効率化とガバナンス強化を同時に実現できます。業務のペーパーレス化とDXを推進し、統制をしっかりと担保できます。
②文房具から自社ビルまで、あらゆる購買を一元化できます。ECサイトとの連携で、ログイン不要でカタログサイトに接続、商品の発注を完了できます。
③20以上のサイトと標準接続しており、文房具から自社ビルまで大企業でも使える業務網羅性があります。特有の商慣行や機能要件に対応しています。
④日本の大手企業を中心とした豊富な導入実績があります。インボイス制度や電子帳簿保存法にも対応しています。
⑤在庫の入出庫や棚卸しを管理できます。在庫の最適化や在庫資産の把握を行えます。

料金:要問い合わせ

14. BtoBプラットフォーム TRADE(株式会社インフォマート)

(出所:BtoBプラットフォーム TRADE公式Webサイト)

BtoBプラットフォーム TRADEは、株式会社インフォマートが運営している間接材の取引に特化した購買システムです。
商品マスタが不要で、業界や取引内容に関係なく利用できます。見積・発注・受注・納品・検収・請求業務をオンラインで一元管理出来ます。

機能紹介
見積、契約、発注書、納品書、検収書、請求書、出来高請求、電子署名・タイムスタンプ、ワークフロー

メリット
①テンプレートに入力するだけで見積・発注が完了し、二度手間や転記ミスがなくなります。
②取引データがプラットフォームに集約され、ワークフロー機能で承認も行えます。業務プロセスが可視化され、内部統制が強化されます。
③テンプレート登録で定型を構築でき、業務委託や派遣契約など、幅広い取引に対応できます。
④電子帳簿保存法や電子署名・タイムスタンプなど、法的な要件にも満たしています。
⑤取引先にかかる費用は0円で、導入セットアップもサポートします。取引先も含めたDX推進を実現します。

料金:要問い合わせ

15. Hi-PerBT購買管理(株式会社 日立ソリューションズ西日本)

(出所:Hi-PerBT購買管理公式Webサイト)

Hi-PerBT 購買管理は、日立ソリューションズ西日本が提供する購買専用パッケージです。
直接材と間接材の購買に対応し、購買業務に必要な機能を標準実装しています。導入や操作がかんたんで、ユーザーに配慮したライセンス体系やカスタマイズ性も魅力です。

メリット
①購買業務改善、購買実績確認
②内部統制強化、下請対応
③拡張性、他システム連携

料金:要問い合わせ

16. 見積@Dee(ディーコープ株式会社)

(出所:@Dee公式Webサイト)

見積@Deeは、ディーコープ株式会社(ソフトバンクグループ)が提供している、見積から商談成立までの一連の取引をスピーディーに実現する購買システムです。
見積を依頼する商品・サービスを登録するだけで、国内大手企業から見積・提案依頼や入札参加の案内が届きます。

機能紹介
・見積・提案依頼機能:買い手企業からの見積・提案依頼を確認し、見積を提出することで、取引機会を大幅にアップさせることができます。
・リバースオークション機能:同一条件下の最も安い売り企業が買い手企業と取引をするという方法です。

メリット
①新たな投資をすることなく、見積から商談成立までの一連の取引をスピーディーに実現できます。
②国内大手企業からの見積・提案依頼や入札参加の案内がお手元に届きます。
③見積を提出するだけで、取引機会を大幅にアップさせることができます。
④リバースオークションに参加することで、競争状況を見ながら、より戦略的な価格提示を繰り返し行うことができます。
⑤売り手企業にとっては公平で、売り手と買い手双方にとって透明性の高いリバースオークションに参加することで、新規顧客開拓や価格戦略の効率化が図れます。

料金:要問い合わせ

17. RFQクラウド(A1A株式会社)

(出所:RFQクラウド公式Webサイト)

RFQクラウドは、A1A株式会社が提供している製造業の見積査定に特化した購買システムです。
見積り依頼からサプライヤー選定までのプロセスをクラウド上で一元化し、見積データの統一、分析、活用を支援します。
専任担当者の伴走サポートで、課題に合わせた導入と定着が可能です。

機能紹介
部品表(BOM)/依頼リストの一括取り込み、見積案件の管理、過去実績単価の自動参照と適用、複数サプライヤへの一括見積依頼、相見積の管理、回答漏れの防止、受領見積書の振り分け自動化、パターン別価格表の出力、サプライヤとの交渉履歴の蓄積、見積案件の共同管理機能、容量無制限のファイル受け渡し機能、過去案件の検索参照機能、自由な見積受領フォーマット、明細回答の抜け漏れ防止、明細データの出力

メリット
①購買を強くする:見積査定業務を仕組み化し、部門内外でのデータや知識の共有を促進します。
②見積データの活用:見積データを共通フォーマットで取得し、相見積や過去比較などの購買分析を容易にします。
③購買プロセスの「見える化」:見積依頼状況や交渉履歴などの購買プロセスを可視化し、客観的な判断を支援します。
④価格の妥当性把握:サプライヤー間の明細や類似品の比較により、価格の妥当性を把握します。
⑤見積作業の効率化:サプライヤーとの調整業務をクラウド上で集約し、時間や手間を削減します。
⑥調達レベルの向上:見積査定業務のデータ蓄積と活用により、戦略購買を実現します。


18. Leaner(株式会社Leaner Technologies)

(出所:Leaner公式Webサイト)

Leanerは、株式会社Leaner Technologiesが提供するすべての見積・購買プロセスをデジタルで実現する購買システムです。

機能紹介
見積機能、購買機能

メリット
①購買申請、稟議承認、発注までクラウドサービスでデジタル化
②全社的に企業が定める標準品を一元管理理想的な購買集約を実現
③アカウント情報・プロセス・購買データをすべて一元化

料金:要問い合わせ

19. 楽々ProcurementII(住友電工情報システム株式会社)

(出所:楽々ProcurementII公式Webサイト)

住友電工情報システム株式会社が提供する「楽々ProcurementII」は、購買管理業務の全プロセスをカバーする豊富な標準機能を備えた購買管理システムパッケージです。直接材や間接材、物品購買やサービス系商材など、さまざまな購買品目に対応し、スポット購入やカタログ購入など、発注形態にも柔軟に対応します。また、日本の商習慣にマッチしたワークフローを採用し、実運用に合わせてカスタマイズも可能です。

機能紹介
・購入依頼~見積~発注~入荷検収
・ワークフロー
・他システムとの連携
・サプライヤサイトとの連携(パンチアウト連携)
・自動FAX連携
・バーコード連携
・取扱商材

メリット
①購買業務の効率化:システム上で購買業務を一元管理し、業務ごとの残タスクや案件のステータス、予算の消化状況などをリアルタイムに確認できます。また、自動FAX連携やバーコード連携などの機能も利用できます。
②購買コストの削減:無制限で相見積を取ることができ、過去の見積を参照・引用できます。また、サプライヤーのカタログサイトから承認手続きを経て発注できるパンチアウト連携も利用できます。これらの機能により、価格交渉や購買単価の低減が可能になります。
③内部統制の強化:購買業務に関する履歴や証跡をシステム上に残すことができます。また、承認ルートや権限設定などの機能も利用できます。これらの機能により、購買業務の透明性や正確性を高めることができます。
④他システムとの連携:会計システム、ERPパッケージ、生産管理システム、販売管理システムなど、幅広いシステムと連携できます。豊富なインターフェースを用意しており、データの入力や転記の手間を省くことができます。

料金:要問い合わせ

20. PurchaseOne(SB C&S株式会社)

(出所:PurchaseOne公式Webサイト)

PurchaseOneは、SB C&S株式会社(ソフトバンクグループ)が提供している、間接材購買の活動支援を行うクラウド型システムです。
大手企業を中心に10数年に渡り、見積もり取得、受発注、問い合わせなどの業務対応を安定的に行ってきた実績があります。
購買業務の改善支援、購買BPO(システム導入支援など)、 調達イネーブルメントなどの支援サービスも幅広く活用されています。

機能紹介
カタログ横断検索機能、マイカタログ機能、定期購入通知機能、見積もり結果の比較表作成機能、請求書レス機能、ダイレクト発注機能、概算発注機能、請求書取込み機能、契約購買機能

メリット
①使いやすく、社内に浸透しやすい
②ユーザー、購買部門の業務負担を軽減
③あらゆる業務の一元化
④購買業務や案件状況の可視化
⑤業務実態に即した柔軟な運用設計

料金:要問い合わせ

21. J-PROCURE(JFEシステムズ株式会社)

 (出所:JFEシステムズ公式Webサイト)

J-PROCUREはJFEシステムズが、製鉄業で培われた「購買/調達業務の知識・ノウハウ」をパッケージングしています。複数の拠点・会社にまたがる要求元部門から購買/調達部門へのワークフロー、購買/調達部門と複数サプライヤとのWeb取引まで、企業の購買/調達業務をトータルでサポートしています。

機能紹介

  1. 多彩な購買形態に対応:スポット購買やリピート購買、在庫補充や要求元購買など、様々な購買パターンに応じた機能を提供します。

  2. あらゆる品目を管理可能:一般資材や生産材、設備やサービス、要員など、購買対象となる品目の種類や単位に制限がありません。また、プロセス系製造業に特有な秤量や戻入などの業務にも対応します。

  3. 在庫管理/在庫評価:入荷した品目を在庫として管理し、拠点や部門間での受入・払出を記録します。品目ごとに在庫基準を設定し、欠品を防止します。また、月次移動平均や先入先出などの在庫評価方法にも対応します。

  4. リース/レンタル管理:サプライヤやリース会社とのリースやレンタル取引の管理も可能です。期間や金額、更新や解約、支払などの情報を一元的に管理します。

  5. 内部統制、下請法に対応:要求元部門から購買部門までのワークフロー(電子決裁)により、購買規程や内部統制の遵守を支援します。また、取引先ごとの詳細な取引条件の設定により、下請法にも対応します。

  6. Web取引:インターネットを介したサプライヤとの取引の電子化に対応します。見積や発注、納品や検収などの業務をWebブラウザで操作します。また、注文書や納品書などのPDF印刷やデータダウンロードにも対応します。


料金:要問い合わせ

22. eBuyerBrains(BIPROGY株式会社)

 (出所:BIPROGY公式Webサイト)

 BIPROGYのeBuyerBrainsは、製造業向けの統合調達ソリューションで、調達DX(デジタルトランスフォーメーション)を実現します。
主要な機能には、見積・発注管理、サプライヤー管理、調達分析、単価査定、AI査定などが含まれます。コロナ禍に対応するリモートワークの支援や、調達業務の全体を網羅するシステムとして評価されています。

機能紹介


料金:要問い合わせ



関連記事

サプライヤーポータルとは?機能・メリット・種類を徹底解説!

目次 サプライヤーポータルとは?定義と主な機能 サプライヤーポータルでできること・主な機能 サプライヤーポータルでできること 主な機能 企業間取引 取引開始(オンボーディング) 情報共有(バイヤー、サプライヤー間) サプライヤー情報(企業名、資本金、与信情報等)の管理 相互コミュニケーション 見積・発注・請求・支払などの調達EDI機能 サプライヤーポータルの必要性・メリット サプライヤーとの関係強...

【簡単解説】検収書の基本知識から作成方法・注意点まで徹底解説

目次 検収の基本知識とその重要性 検収とは? 検収の重要性 検収の一般的な流れ 検収書の概要と交付の目的 検収書とは? 検収書とそのほかの書類との違い 納品書との違い 受領書との違い 支払い通知書との違い 検収書を交付する目的 検収書の作成における注意点 不備があった場合の対応方法を用意する 業界や企業ごとのルール・慣習を把握する 検収書の記載項目と作成方法 検収書の必須記載項目 発注内容との照合...

相見積もりを成功させるための完全ガイド|流れと注意点をチェック

目次 相見積もりとは 相見積もりの種類 概算見積もり 正式見積もり 相見積もりを取るメリットとデメリット 相見積もりのメリット 相見積もりのデメリット 相見積もりの流れ 目標を明確化する 企業選定をする 見積もり書の依頼をかける 結果を比較・検討する 結果を通知する 相見積もりの注意点 条件は細かく同一のものを設定する 相見積もりを依頼していることを明記する 交渉の際に他社の結果を持ち出すのはNG...

カタログ購買とは?パンチアウト連携って?購買の効率化に役立つ情報をチェック!

目次 カタログ購買とは?定義と導入メリット カタログ購買の種類 内部カタログ・ローカルカタログ 外部カタログ 外部カタログ利用時に便利な「パンチアウト連携」とは? パンチアウト連携時の基本的な購買フロー パンチアウト連携の「cXML」とは パンチアウト連携のメリット メンテナンスの手間がかからない 購買実績の一元管理ができてわかりやすい 工数を減らして購買業務を効率化できる ガバナンス強化に役立つ...